第二十番 小松沢 こまつざわ

真言宗 青蓮山 清浄院

御本尊 聖観世音菩薩 行基菩薩 御作

ご詠歌

ちちははの はなとそだてし こまつざわ

はるをまちえて みどりたつなり

朱印
▲朱印

二十番小松沢は、黒鳥の北側にあたる村山市に位置しており、霊場の中では最も里から離れています。本尊は聖観世音、行基の作。脇立は薬師阿弥陀。

行基が布教のため、この小松沢の里にしばらく足をとどめ、心をこめて三体の仏像を彫刻した。これを、岩の上にお堂を建てて安置し、熊野三所権現にならって、巌上三所権現と呼ぶようになった。別当の巌下寺は、この時建立されたものです。当時、観音堂は山麓の巌上、いまの米撒清水のところにあったが、寛文年間、今から約二百八十年前、山火事で類焼し、再建の途中でまた焼けてしまった。さらに享和二年三月にも山火事で焼けたが、三体は少しも破損しなかったのは、仏の加護があったからだと伝えられている。

享和ニ年八月二十日、新しいお堂が完成し、巌下寺の勝覚住職手で祭典が行われた。村山市郷社八幡神社下方の清浄院が、元の巌下寺であります。この境内はたいへん静かな場所にあり、お堂も大きく美しく、参詣者は自然にえりを正したくなる。最上三十三観音の札所の中で山寺、若松に次いで荘厳な感じのする霊場であり、山の頂上からは、美しい最上川の流れや、田畑に包まれた家々が、まるで一幅の絵を見るようです。ふもとから観音堂の広場までは、数百の段々道であり、これは、昔、長瀞村の結城久右衛門が寄進したのです。

杉の木の下から湧き出る清水を、乳不足の婦人がご飯を炊く時に使えば、乳が出るようになるといわれています。

巡拝ガイド

■住 所 〒995-0022 村山市小松沢6500(清浄院村山市楯岡馬場9-9)
■TEL 0237-55-6171
※ナビ検索の場合は電話番号検索ではなく住所検索をご利用ください。
■徒 歩 黒島→東根市街→東根温泉→笛田(山麓沿いの小道)→小松沢
約8km/1時間40分
■交 通 黒島―[徒歩]→バス停黒鳥→村山駅前(東根市市営バス 休石〜北町線 6.5km/15分/1本…平日の朝のみ)―[徒歩]→小松沢(山路 約3km/50分)
村山駅よりタクシーあり
●村山タクシー TEL.0237-55-4321、●楯岡交通 TEL.0237-55-3131
■駐車場 大型車は雪上観音前の路上駐車。小型車 マイク口は境内近くまで入れる。
■参 考 東根温泉は46〜65度の田園の中にひらけた温泉なので赤味をおびた弱食塩泉で創傷,皮ふ病,金属中毒に効く。団体巡拝の場合は前もって清浄院へ連絡のこと。

仁王門とワラジ
▲仁王門とワラジ

小松沢観音堂
▲小松沢観音堂

本尊聖観世音菩薩
▲本尊聖観世音菩薩

堂内の絵馬
▲堂内の絵馬

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